大人でも、歯科医院に通うことに苦手意識をお持ちの方は多いかと思います。それは「歯医者=痛い・怖い」というイメージからきていると考えられます。
大人でも不安を抱くのだから、小さなお子様の場合はなおさらです。ちょっとしたことでお子様は歯医者に対する悪い先入観を抱いてしまいます。そして一度、恐怖心をもってしまうと、なかなか歯医者に行きたがらないなんてことも。こちらのページでは、高崎市の歯医者「たきかわ歯科医院」が、お子様が歯医者嫌いにならないためのコツをご紹介します。
歯医者に行くことを事前に伝えておく
心の準備ができていない状態で歯医者に連れて行くと、お子様が必要以上に怖がってしまうことがあります。通院するときにはあらかじめお子様に伝えておきましょう。
「痛くないよ」「診てもらうだけだから」などとウソをつかない
安易なウソをついてお子様を歯医者さんに連れて行った場合、聞いていたことと実際が違う場合に、お子様はだまされたと感じてしまいます。その結果、歯医者嫌いになることが多々あります。歯医者に行くことや、虫歯治療の大切さを正直に話しましょう。
なるべくお子様の機嫌のいい時間に連れて行く
3歳くらいのお子様の場合は、お昼寝の時間や空腹時を避けるため午前中に連れて行くことをおすすめします。お子様がぐずりそうな時間帯の通院は避けてください。お子様の生活リズムに配慮して、機嫌のよさそうな時間帯に予約を入れるようにしましょう。
まずは親御様がリラックス
親御様の緊張感はお子様にも伝わります。そしてお子様の不安をあおってしまいます。歯科医院に着いたら、まず親御様が笑顔になりリラックスし、ゆったり構えましょう。
途中で連れて帰らない
診察台に座るなり、大声で泣いたり、暴れたりするお子様もいます。このときに「子どもがかわいそうだから……」と途中でお帰りにならないでください。「嫌なことは、泣いたり、暴れたりすれば回避できる……」というメッセージをお子様に与えてしまいます。
「痛くない?」と聞かない
お子様の治療中につい痛くないかを確認したくなります。しかし、これは逆効果です。それまで痛みを我慢していたお子様が「痛い」という言葉が引き金になり、泣き出してしまうことがよくあります。
すぐにほめる
治療が終了したら、すぐに褒めてあげましょう。褒められることでお子様に自信がつき、次回の治療もがんばれるようになります。「よく我慢したね」「いい子だったね」と褒めてあげることを忘れないようにしましょう。
家族みんなで褒める
帰宅した際には、お子様に付き添った親御様だけでなく、家族みんなで褒めてあげましょう。大げさなくらいでも大丈夫です。お子様はそうすることで歯医者でがんばったことに対して、さらに自信をつけます。
うまく治療できなくても叱らない
反対に、泣き叫んでしまって治療できなかったとしても、責めてはいけません。次回の治療につながるように励ましてあげましょう。お子様の機嫌のいい時に、アーンとお口を開ける練習などを普段からしてみるのもいいかもしれません。
次回の予定もわかりやすく
次回の予定も伝えましょう。カレンダーなどにわかりやすくシールを貼っておくのも一案です。かわいいシールなどを使って、歯医者に行くことが少しでも楽しいと思ってもらえるように心がけましょう。